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ガスは危険!だから、安全のための工夫がいっぱい!

①ガスメーターの安全機能編Ⅰ:地震で、ガスは止まる?

ガスは、危険です。確かに、その通り。

でも、誰でも使えるように、どんどん安全に工夫されています。

まず、ガスの入り口になる「ガスメーター」。見たことありますか?
LPガスのメーターは、「マイコンS型」に進化しています。

さまざまな安全機能を搭載しておりまして、全部書くと小冊子くらいになっちゃうので、ひとつずつご紹介いたしましょう。

今回は、「感震遮断装置」!

読んで字の如く、地震を感知するとガスの流れを遮断する機能です。
震度5程度の振動を感知すると自動的にガスを止めます。
異常を検知すると、ガスを遮断する。というのが、このメーターの基本動作になります。そのうちの代表例がこれというわけ。

でも、地震だけを識別することはできなくて、本体が衝撃を受けると作動してしまいます。つまり、誤作動ですね。
つい最近も、アパートの室外に設置されていた洗濯機が、徐々に移動していって、脱水中にメーターに接触。ゴッツンしたので、遮断。ということがありました。お客様は突然の遮断でおどろいて、すぐ連絡していただいたんですが、ご説明すると、「そんな機能がついてるの!」とご納得していただきました。そのほかにも、アパートに設置した大きなメータに、ご近所で遊んでいたこどものボールが直撃。 アパートのガスが全部止まった! というのもありました。

大きな地震はそうそうあるものではありませんが、万が一のときには、この安全装置が大災害を防ぐわけです。安全のための、ちょっとした不便。

ガスは危険。でも、だからこそ、安全のための進化を常に続けています。
次回も、安全のための進化をお伝えいたします。

以上、山陰プロパンガス㈱ 専務 尾崎がお伝えいたしました。

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