令和４年１１月１９日（土）、子供たちに国民の三大義務である「教育・勤労・納税」を自身の体験を踏まえて学んでもらう機会として、「第１５回キッズカフェ」を福部未来学園で開催しました。

昨年はコロナ禍の状況により中止となってしまった先輩たちの想いを受け、１９名の６年生の生徒たちが約３か月間にわたり、販売する商品を考え、それについての説明や接客マナーなど心得を学びながら準備を進めてきました。

今回のキッズカフェでは、SDGｓについても学べる機会を取り入れ、フリーマーケットを同時開催し、家庭で使わなくなった古本や雑貨などを集めて販売することも計画しました。

生徒たちは事前授業の中で、「キッズカフェを盛り上げるためにはどうしたらいいか？」を考え、まず会場の掃除を進んで行い、折り紙や風船を使って会場を賑やかに飾り付け、自分たちで選んだ音楽を流して創意工夫で会場を盛り上げることも考えました。

開催当日、生徒たちは不安と緊張の中、受付係にフリーマーケット係、会計担当などそれぞれ役割分担をして接客を行いました。

天候にも恵まれ、学校の先生や保護者の皆さまは勿論のこと、近所の方々や鳥取税務署の皆さまなど、多くのお客さまにご来店いただき、行列ができるほどの大盛況となりました。

はじめは緊張の中で、接客が上手くいかないこともありましたが、徐々にコツをつかんで、最後には元気よく「ありがとうございました！」とお客さまにしっかりとお礼を伝えることも出来るようになりました。

当日準備した商品もほぼ完売となり、大盛況の中で閉店を迎えることとなりました。

後日、事業の仕上げとして、生徒たちは今回のキッズカフェの売り上げから租税の勉強を行い、租税の重要性や日頃から働いている大人への感謝の気持ちを学びました。

鳥取法人会青年部会は、今後も社会貢献活動を通じ、さまざまな公益事業展開に務めて参ります。今後とも、皆様のご支援・ご協力をお願い致します。

２０２２年度　広報委員会